14年目
あなたと出会ったのは、今から14年前のGW。
今でもその時の事を、よく覚えている。
8つも年下の私に敬語で親しみ易く話しかけてくれたあなたは、とても常識人で、
私のジョークにも本気にする姿からは、純粋で素直な人柄が表れていた。
一目であなたの技術に惚れ、あなたの健気さに惹かれ、気付けばもう14年。
1年先、2年先の話は、私達にとっては1週間先、2週間先程度の約束。
もうずっと、積み重ねて深みを増すばかりだね。
あなたと出会ったのは、今から14年前のGW。
今でもその時の事を、よく覚えている。
8つも年下の私に敬語で親しみ易く話しかけてくれたあなたは、とても常識人で、
私のジョークにも本気にする姿からは、純粋で素直な人柄が表れていた。
一目であなたの技術に惚れ、あなたの健気さに惹かれ、気付けばもう14年。
1年先、2年先の話は、私達にとっては1週間先、2週間先程度の約束。
もうずっと、積み重ねて深みを増すばかりだね。
私が途中で投げ出してしまった刺繍。
見るに見兼ねたあなたが、最後まで仕上げてくれたね。
キーホルダーになったあなたの真心は、今、車の中。
あなたのお母さんが毎年お揃いで贈ってくれるお守りと一緒に並んでいるよ。
いつも助手席にはあなたがいて、一生懸命私をサポートしてくれているように、
あなたのお守りも、私の交通安全をサポートしてくれるはずだね。
長い袋をぶら下げ、オリーブに夢中なあなた。
店員があなたにオススメ商品を紹介し、
「ワインにも合うと思いますよ」と、袋を横目ににっこり。
複雑な心境でにっこりを返すあなたの袋の中身を、私だけが知っている。
アルコールに強そうに見えて、殆ど飲めないあなたは、ぶどうジュースが一番大好き。
私だけが知っている、あなたの中身。
新しく構えた、あなたのお城。
ここから始まる真っ白な生活に合わせ、私からの初めての贈り物は、真っ白なツリー。
楽しげに飾るオーナメント、それよりも多く飾られたお菓子のストラップ。
早速あなた色に染まったクリスマスツリーを見て、鮮やかな思い出がまた一つ増えたね。
いつでもどこでも、あなたは変わらないまま。
もうすぐ13年目の私も、すっかりあなた色。
いつもの時間になっても、あなたから「帰宅したよ」のメールが届かない。
気が気じゃなくなった私はバイトの合間を縫って電話をし、繋がらない事が判るとメールを送って仕事に戻った。
一息ついて再び携帯をチェックすると、あなたからのメールと着信の嵐。
挙句の果てには「行動がおかしい!」と不信感に発展という始末。
直ちにあなたへ電話をして、メールが延滞して届いていなかった事、そして接客中の為電話に出られなかった事を伝えて事なきを得られたよ。
いつでもどこでも繋がる事が出来る携帯は、それが繋がらなかった時に生み出される不安感が強くのしかかってくる。
だけど、悪い事ばかりじゃない。
誤解を解くのもフォロー出来るのも、直ぐに繋がるからだもんね。
心でしっかりあなたを捕まえて、決して離しはしないよ。